みなさん、こんにちは!美馬亘輝です!
ご存知の通り、今シーズンのF2リーグの優勝はエスポラーダ北海道に決まりました。
最終節、引き分け以上で優勝という条件の元でのエスポラーダ北海道との直接対決。
残り54秒で逆転され、2-3の敗戦。
「F1昇格」が今シーズンの僕の中の至上命題で、それに向けて過ごしてきましたが、最後のところで叶わず。
「勝たせられる選手になる」という個人的な目標も、不完全燃焼の形で終わりました。
どんな結果も意味がある。決して偶然じゃない。起こるべくして起こるもの。
今の自分が考えられるできることをやった中でのこの結果は、自分の技術、メンタル、日頃の取り組みなど、フットサルに対するあらゆる基準が、まだ足りなかったという事実を突き付けています。
重要なことは、「ここから何を学ぶか」ということ。
勝負の世界なので、勝つ時もあるし、負ける時もある。フットサル人生が終わるわけでもない。
ただ足りなかったというだけで済ませるのではなくて、何が足りなかったのか、次に向けて何をしていくのか、しっかり解像度を上げていくことがこれからに繋がります。
今回は最終節を少しだけ振り返ってみようかなと思います。

1番に思い浮かぶ要素は、大一番で自分の力を発揮できるメンタルかなと思います。
相手には経験値の豊富な選手がいて、僕らはいわゆる「若い」集団。
条件以上に、「優勝」というこの2文字の目に見えないプレッシャーを上手く乗りこなせなかったのかなと感じています。
どちらにもチャンスがあった試合だったし、相手が焦ることなく1つずつものにしていったような展開でした。
ちょうど今の時期はJリーグが佳境を迎えていますね。J1、J2の優勝、残留争いが終わり、ちょうど今はJ1昇格プレーオフが行われています。
勝たなきゃいけない試合でしっかり勝って優勝したり、勢いそのままに大逆転の残留を果たしたりと、今年もいろんなドラマが起こっています。
中でも、少し気になったのは千葉と大宮の試合で、71分まで大宮が3点先行していたにも関わらず、千葉が立て続けに得点を重ね、最後は4-3で千葉の大逆転勝利。
決して気を抜いた訳じゃないと思います。
1年間あらゆるものを犠牲にして全力で闘ってきたけれども、プレッシャーのかかる試合になると、あんなにすごいプロサッカーでもこういうことが起こってしまうんだなぁと。
フットサルに限らず、サッカーやあらゆるスポーツの世界では、そういうことが起こるということに奥深さを感じました。
技術があっても負けてしまう。メンタルの重要性に気づかされますよね。

今シーズンを通して1つ言えることは、「試合巧者」ではなかったかなということ。
結果以上に厳しい試合ばかりでしたし、自分達で苦しくしてしまったことが多く、本当に殴り合いを何とか制してきた感覚です。
勝たなきゃいけない試合でちゃんと勝ち切れるチームは、ここぞという場面をしっかり押さえていると思います。
そして、そこがどのタイミングなのか、今はどんな時間帯で何をすべきなのかを全員がしっかり理解している。
1試合通しての力の使い方をわかっているなと。
「経験」という理由だけじゃなくて、フットサルというものをどれだけ理解しているかが本当に大切なんだなと改めて気付かされました。
そこをわかっているから、どんな状況であってもブレずに、淡々とやり続けられるんだと思います。
全日本は一発勝負なので、よりそこを理解して、手堅くやっていかないとまた同じような結果になってしまいます。
まだ成長できる時間はあるので、積み重ねていきたいと思います。

『言葉』より『行動』。
口から吐く言葉や手で書き出す言葉は、嘘をつける。
でも、行動は嘘をつけない。
言葉の説得力は行動からくるもの。
何をいうかよりも誰が言うか。
こういうブログやSNSでは、綺麗事はいくらでも言えます。
けど、その人にとって本当に大事なのは実際にやっているかどうか。
僕の師匠の言葉で理不尽だけど好きな言葉があって、
『いいからとにかくまずやれ。細かいことはいいからまずやってみろ。』
これを聞く度にはっとさせられるものがあります。
僕にできることはただひたすらやり続けることだけ。
やり続けていたら、いつかチャンスが掴める日が来る、そう信じています。

最後に。
1400人超の大観衆。
フットサル選手として、皆さんに試合を見に来ていただけることは、これ以上ない幸せです。
会場だけでなく、ライブ配信で見ていただいた方もいると思います。
本当にありがとうございました!!
心が動かされるような試合だったでしょうか?
皆さんの日々の生活に、活力や刺激を与えられるように、これからも闘い続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!










