【Fリーグ 第16節】12/22 デウソン神戸 vs ヴィンセドール白山
第１６節 12月22日 14:00 Kick off
@松任総合運動公園
デウソン神戸 ( 5 – 4 ) ヴィンセドール白山
デウソン神戸得点者：上杉、西田×３、髙月
デウソン神戸メンバー表
| スターティングメンバー | サブ | ||||
| ポジション | 背番号 | 名 前（交代） | ポジション | 背番号 | 名 前（交代） |
| GK | 1 | 江波戸 紘之 | GK | 12 | 矢内 大介 |
| FP | 2 | 森本 碧 | FP | 3 | 樋口 未樹也 |
| FP | ８ | 髙月 健新 | FP | 7 | 上杉 友希 |
| FP | 4 | 西田 幸太郎 | FP | 9 | 宮司 大河 |
| FP | 15 | 牛越 晶 | FP | 14 | 佐川 裕己 |
| FP | 17 | 吉野 雄大 | |||
| FP | 18 | 芋縄翔希 | |||
マッチレポート
デウソン神戸にとってはリーグ最終節となった第16節vsヴィンセドール白山。
ヴィンセドール白山は最後のホームゲームという事もあり、市長の挨拶やレジェンド冨田選手の引退セレモニーから試合が始まった。
会場全体が感動ムードの中、キックオフ。
デウソン神戸の選手、スタッフもその感動の空気の中、気持ち的に少し難しい状況で試合が始まる。
キックオフ直後は、白山のペースで試合が進む。
個人で剥がされる場面が多いが、みんなでカバーし何とか耐えようとするがクリアするのがやっと。
そんな中、59秒にセットプレーから簡単に先制点を許してしまう。（0-1）
開始早々の得点から勢いづく白山だったが、デウソン神戸もセットを変えて攻撃に転じる。
前への圧力も一気に増え徐々に相手を追い込んでいく。
すると3分に前日にサテライトの試合にも出場した特別指定選手の#18芋縄の抜け出しからペナルティーエリア内で相手ゴレイロのファールを誘いPKを獲得。
このPKを#7上杉がきっちりと決めて同点。（1-1）
その後セットを戻し、守備に徹する時間に入るが、守備からカウンターを発動し#4西田と#8髙月が抜け出す。
#8髙月が相手DFをきっちり引き付け、キーパーと1体1になった#4西田が豪快に左上隅に決めて、逆転に成功する。（2-1）
しかし、ホームの白山もこんな事では攻撃の手を緩めない。
4:31にはデウソン神戸のCKを防ぐとカウンターへ！
#4西田が対応するもスピードで抜かれきっちりと決められ再び同点に。（2-2）
開始5分も経たずに撃ち合いの様相を見せる試合展開へ。
その後両チームの激しい攻守の切り替えが続き、どちらに勝ち越しゴールが生まれてもおかしくない状況になる。
そんな中、勝ち越したのはホームのヴィンセドール白山。
またしてもセットプレーから先制点の時と同じミスで逆転される。（2-3）
それでもまだまだチームの雰囲気は悪くない。
すると10:30またしても#4西田のゴールで同点に追いつく。（3-3）
まだ10分しか経ってないのに白熱しすぎる展開に会場全体の熱量が上がっていく。
この後お互いに決め手を欠き、1stピリオドは3-3の同点で終える。
2ndピリオド開始早々に試合が動く。
開始30秒、白山のセットプレーを#8髙月が冷静にカットしカウンターへ。
落ち着いてファーサイドへパスを送り、走り込んだ#4西田がこの日3得点目となるハットトリックで再度逆転する。（4-3）
#4西田の3失点に絡み、3得点するという自作自演が過ぎる試合展開は見ていた人達の熱量を上げるにはちょうど良かったのかもしれない。
それでも勝負が決まらないのが、この試合。
7:25デウソン神戸のカウンターを防いだ白山が逆カウンターでシュートを放つ。
#1江波戸が一度は防ぐも跳ね返りをゴールに蹴り込まれ再度同点に。（4-4）
まだまだわからない試合展開。
落ち着く暇もなく、お互いに攻め合う。
10:59待望の追加点。
セットプレーから#8髙月が冷静に決め再度勝ち越す。（5-4）
白山はパワープレーを混ぜながら果敢に攻め込んでくるが#1江波戸を中心にことごとく守り切る。
残り時間2分、攻め込まれながらも必死に守る中、ペナルティーエリア内でハンドを取られPKを与える絶対絶命のピンチ！
これを#1江波戸がチームを救うビッグセーブ！！
溢れたボールもきっちり守り切る頼れる守護神！
ベンチのみんなも声を切らさない。
それでも続くパワープレー。
1秒も気が抜けない。
耐えて耐えて耐え抜いて歓喜のブザーが鳴り、何とか最終節を勝利で終えれました。
白山の会場の雰囲気も最高潮の中、フットサルというスポーツの魅力の詰まった試合を観客のみなさんにお届け出来た試合になったんじゃないかなと思います。
全員が全員にリスペクトしたお互いの熱量同士のぶつかり合い。
こんな試合を毎試合出来たら自ずと観客の方も増えるんじゃないかなと思います。
試合後には白山のラストゲームセレモニー、冨田選手の引退セレモニーが行われました。
デウソン神戸の選手たちは何の指示も無い中、最後まで見届けてくれていました。
本当にいい選手達が集まってくれたなと思います。
ヴィンセドール白山の冨田選手、長い間お疲れ様でした。
（運営•日置）