【Fリーグ 第1節】デウソン神戸 VS ヴィンセドール白山
第1節 5月23日(日)
16:00 Kick off
@松任総合運動公園
デウソン神戸 4 ( 1-3,3-0 ) 3 ヴィンセドール白山
得点者
デウソン神戸:18 小西 雄大、13 山野 瞭、6 湯浅 拓斗、18 小西 雄大
デウソン神戸メンバー表
スターティングメンバー | サブ | ||||
ポジション | 背番号 | 名 前(交代) | ポジション | 背番号 | 名 前(交代) |
GK | 1 | 馬場 翔太郎 | FP | 6 | 湯浅 拓斗 |
FP | 3 | 赤木 大星 | FP | 8 | 前野 俊哉 |
FP | 10 | 武石 高弘 | FP | 9 | 佐々木 淳 |
FP | 11 | 今道 拓也 | GK | 12 | 江波戸 紘之 |
FP | 13 | 山野 瞭 | FP | 14 | 佐川 裕己 |
FP | 16 | 藤原 裕也 | |||
FP | 17 | 森本 碧 | |||
FP | 18 | 小西 雄大 | |||
FP | 20 | 岡本 生成 | |||
マッチレポート
新型コロナの影響が続き、開催が懸念される中、関係各位の尽力で無事開幕を迎えたFリーグ2021−20221 Division2。
フットサル、Fリーグ、デウソン神戸に関わって下さっている全ての方々へ、新型コロナに立ち向かい日々奮闘して下さっている方々へ、心より感謝申し上げます。
2020−2021シーズンをF2過去最高成績の準優勝で終えたデウソン神戸。
圧倒的な戦力を有し、豊富な運動量と攻守の連動でF2全勝優勝を達成したトルエーラ柏に連敗したことが、優勝とF1昇格を果たせなかった要因。
F1クラブライセンスを認められたものの、入替戦への進出が叶わなかった悔しいシーズンを経て、今年こそは悲願の優勝とF1昇格を果たすために闘う。
鈴村拓也監督は、5シーズン目の今季、これまで培った全てを出し切り、優勝を勝ち取ると意欲満々。F1経験のある5選手が加入したチームは、昨シーズン以上の厳しい競走が繰り広げられている。
間違いなくチーム力の底上げはできている。
6チーム3回戦、全15試合のF2リーグ。
昨シーズンより5試合増とはいえ、短期決戦的な要素も否めない。
開幕からのスタートダッシュは、リーグ制覇のためにとても重要だ。
F2開幕戦をホームで闘うヴィンセドール白山。
過去の対戦成績は互角。今回も厳しい戦いが予想された。
第1ピリオド。
デウソン神戸は持ち前のポゼッションと推進力で白山ゴールに迫る。
白山は、自陣に引いた守備組織を構成し、硬い守備ブロックを敷いて、GKkらのロングスローとカウンターで対抗する。
7分32秒。先にゴールを決めたのは白山。
神戸の流れかと思われた時間帯。キックインからゴール正面で放たれたシュートは、GK馬場が弾ききれず高く上がった後ゴールに吸い込まれる。
0−1。
デウソン神戸は、すぐさま反撃。わずか30秒後、8分1秒、
9佐々木が左サイドを突破してゴール前に送り込んだボールを18小西が冷静に決めて同点。18小西は、10年以上前にデウソン神戸のサテライトに所属、その後県リーグなどでプレーを続け、一昨年復帰しトップチームデビューするもノーゴール。昨シーズンは開幕前にサテライトへ降格。雪辱を期して臨んだ試合でFリーグ初ゴール。これまでの努力が結実した瞬間だった。
1−1。試合を振り出しに戻す。
新加入の3赤木、20岡本、特別指定選手16藤原の溌剌としたプレー、こちらも新加入6湯浅の前線でのキープ、10武石を中心としたコンビネーションなどでゴールまで後一歩に迫るも白山GKの攻守もあって決めきれない。
そんな中、3分以上を残して5ファウルとなってしまう。
16分59秒。白山のキックインはファーサイドへの浮き球。これをヘッドで決められてしまう。
1−2。
さらに18分45秒。6つ目のファウルから第2PK。これを冷静に決められる。
1−3。
前半で点差を詰めようと攻撃に出るも不発。2点のビハインドでハーフタイムへ。
キックインと第2PKで3失点。ボールは保持しているものの前半のシュートはわずかに7本。
後半に向けて鈴村監督がどのように立て直すのかに注目が集まる。
第2ピリオド。
白山は前半同様、デウソン神戸の定位置攻撃に対して自陣に守備ブロックを敷いた守備。
デウソン神戸は、前半以上に強度を増したプレスと、落ち着いたボール回しからの崩しで対抗する。
26分54秒。13山野の強烈なプレスから相手のミスを誘い、奪ったボールを9佐々木が落ち着いて繋ぎ13山野が決めた。
2−3。
なおも攻め続けるデウソン神戸。14佐川のサイド突破、強烈シュートがチームに波を引き寄せる。惜しいシーンが続く中、待望の同点弾は33分38秒。
14佐川が右サイドを鮮やかに突破、右足で放った強烈なボールをセグンドで6湯浅が胸で合わせる。6湯浅はデウソン神戸移籍後初ゴール。
3−3。
さらに攻め続けるデウソン神戸。待望の逆転ゴールがついに生まれる。
36分42秒。白山の強烈シュートをGK馬場が左足でなんとかクリアランスすると、その流れからリバウンドボールを奪い返しカウンター。16藤原、17森本と繋ぎ最後は18小西が決めた。小西はこの日2点目。
4−3。
その後は、白山のパワープレーを落ち着いてかわし、開幕戦逆転勝利となった。
前半のビハインドをチーム一丸となって、落ち着いた試合運びで逆転まで持って行けたことは、間違いなく今後のチームの糧となる。
諦めず、焦らず戦った姿は、まさに「緑の魂」「全緑疾走」を表現する戦いぶりであった。
後半、セットの選手を細やかに入れ替えながら戦った鈴村監督の采配も、逆転勝利のポイントであった。
苦しみながらも勝点3を得て、幸先良いスタートとなったデウソン神戸。
F2リーグは始まったばかりだが、優勝に向けた第一歩を踏み出すことができた。
また、この試合は10武石選手のFリーグ通算100試合出場メモリアルデーとなった。武石選手おめでとう!
次の対戦は、開幕戦でポルセイド浜田を3−0で破ったアグレミーナ浜松。
新監督を迎え、選手補強も活発に行なったF1経験十分な強豪。
昨シーズン終盤、浜松に負けて優勝争いから脱落した雪辱を果たすため、チーム一丸となっていい準備をしてくれることを期待する。
監督コメント
まず始めに、目標であった開幕戦で勝ち点3を取れたのはチームとしての成果を出せたと思います。
先制されてしまい、同点に追い付くも前半は1ー3の状態で折り返し。
後半は自分たちらしく戦えたこともあり4ー3に逆転できました。
全員で苦しい試合を乗り越えられたことにより自信も得ることができたと思います。
ですがまだまだ始まったばかりのリーグ戦。
勝って課題を修正し、次節に向けて連勝すべくしっかりと準備していきます。
選手コメント
<10武石キャプテン>
例年同様、本当に開幕戦の難しさを体感した試合でした。
しかし負けている状況でもチーム全員が逆転を疑わず、自分達のフットサルを貫き白星を勝ち取ることができた大変意義のある試合になったと思います。
次節も勢いこのまま勝ちにいきます!
ちなみにこの試合でFリーグ通算100試合目だったそうです。
今まで応援し、支えてくれた方々本当にありがとうございます。
これからも全力でフットサルを楽しみます!
<18小西選手>
開幕戦という大事な試合で、Fリーグ初ゴール、そして決勝ゴールまで決められて、率直にすごく嬉しいです!
ここまで苦しいことも沢山ありましたが、支えてくれた多くの仲間に感謝したいですし、これからもっと恩返ししていきたいです。
そして何より、先制される苦しい展開でも勝ち切れたことはチームにとって大きな一歩だと思いますので、次節もこの勢いに乗って全力で闘います!!
<6湯浅選手>
前半なかなか調子が上がらず苦しい戦いでしたが、
後半、点が入り流れに乗れて個人的にもうまく乗るとができ、ゴールも決めることができて良かったです!
まだまだ改善しないといけないと思うので、次の試合までにしっかり詰めて勝ちに行くので応援よろしくお願いします!
⚽️次の試合のお知らせ⚽️
5/29(土)19:00 kickoff🔥
会場は浜松アリーナで行われます!たくさんの応援よろしくお願いします📣