どうもこんにちは。1番ゴレイロの江波戸紘之です。
今回は、私の今日に至るまでの過ごしてきた1年間のことを書きたいと思います。
1年前の今頃、デウソン神戸のライセンスが不交付になり、トップチームの活動が出来なくなった私はあるチームに移籍をいたしました。
関西1部リーグのカンカンボーイズです。
本当は、DCS神戸に残留する予定でした。
(厳密に言うとコーチとしては残りました)
恐らく1番最初に意思表明をしたと思います。
ですが、ふと考えたときにこんな事を思いました。
『もし、デウソン神戸が1年後に復活出来た時に、戻れるように後悔しない1年したい』
その中で当時DCS神戸とカンカンボーイズの監督を兼任していた江藤さんに相談をし、カンカンボーイズに移籍することを決めました。
登録の関係もあったので2〜3時間くらいで決めたと思います。笑
めっちゃ悩みました。でも全ては1年後の為と決断しました。
今思えば最良の決断だったと思います。
ただ、カンカンボーイズに入って初日の練習で怪我をしてしまいました。
『後十字靱帯部分断裂』
3カ月〜6カ月の離脱をすることになりました。
なんでだよ、、、
正直2023年の1月から4月まではこんな気持ちになることばかりでしたが、もう起こったことはしょうがないので、とにかく行動しまくりました。
リハビリはいつもお世話になっている吉田ゆうじさんと相談しつつ、今はソロモン諸島にいる元チームメイトの松本光平から紹介してもらったダイナミックスポーツの上山さんにお願いして、3カ月でピッチに戻ることが出来ました。自分の弱点と向き合うトレーニングを今も続けさせてもらってます。
5月から6月にかけてはプライベートの方で転職・受けたかったコーチングセミナーも受けて自分のマインドセットをしてみたり。
7月から復帰し、ずっとやりたかった『エバトレ』ことクリニックを開催、最初は3人の参加ですが今は毎度満員になるほどのクリニックになってます。
8月はカンカンボーイズの泥沼の連敗から脱出
9月は兵庫県選抜として全国選抜大会で全国優勝🥇
現在デウソン神戸に在籍しているメンバーは多くがこの時の兵庫県選抜のメンバーだったりします。
10月以降はカンカンボーイズの活動を中心にトレーニングを重ね。
シーズンが終了する1月まで走り抜きました。
今思えばあっという間の1年間でした。
1年前の今頃、またデウソン神戸のユニホームを着ることができるとは正直思ってなかったです。でも、もし戻れなくてもやり切った1年にしたい。そう思い行動しました。
落ち込むことや、正直Fリーグの試合を見たくない気持ちにもなったこともありましたが
ただ、この1年で本当に多くの人に出会い、繋がりができ、また新たな想いをもってFリーグの舞台に戻れることが何より嬉しいです。
凹んだ時に常に思ってることがあります。
『これはチャンスすね』
これは神戸に来てからお世話になってる吉田ユウジさんにかけられた言葉です。
デウソン神戸1年目の時これまた後十字靱帯断裂をして6カ月のリハビリが必要になった時に
電話越しに『自分のカラダを作り直すチャンスすね!良かったすね。』
どんな慰めの言葉よりも勇気が湧いたことを覚えてます。
心が震えすぎてめっちゃ泣きました。
そこからはどんなに失敗しても『チャンス』って思えるポジティブさを得ました。
松本光平には勝てませんが。笑
デウソン神戸も1度はFリーグから離れましたが、そういう意味では今年は新たなデウソン神戸を皆さんに知ってもらうチャンスだと思っています。
色々なことにチャレンジしていく私達を是非応援いただけたらありがたいです。
長くなりましたが、それでは次回のブログをお楽しみに!