おはようございます、背番号5番の松本光平です。

僕はフットサルの他にもサッカーと、ロービジョンフットサルという障がい者スポーツもしています。

ロービジョンフットサルとは、僕と同じように目に障がいを抱えた「全盲ではない視覚障がい者」のみで行われるフットサルです。
CA SOLUAという視覚障がい者チームに登録をして活動もしています。

ロービジョンフットサルはブラインドサッカーとは違い、アイマスクや鈴の鳴るボールは使用しません。
全盲ではなく、僕と同じように少し視力が残っていたり、弱視の方々がメインなので、外からは普通の人達がフットサルをしているようにしか見えません。

僕も含め、見た目では全く視覚障がい者とはわからない人達がたくさんいます。
人によって症状は様々ですが、少し視力が残っているので、ある程度のことは一人でも出来ます。それゆえに周りからは認識、理解してもらえず、苦労している方々も多く存在しています。

また、学校に通う視覚障がい者の子供達の中には体育の授業に参加する事が出来ず、生まれてから一度も走ったことすらないという子もいます。

そういった視覚に障がいを抱えて外で運動をしたことがない子供達にスポーツをする機会や環境をつくり、その中からサッカーやフットサルを通じて、スポーツの楽しさを知ってもらい、視覚障がいについてより多くの方々に理解してもらうためにこのロービジョンフットサルの活動をしています。

僕自身がFリーグ、デウソン神戸でプレーすることで、同じように目に障がいを抱えた子供達に少しでも勇気や希望を与えて「目が見えなくてもスポーツ選手になれる」という夢や目標を持ってもらえたらと強く思っています。

まだまだフットサル選手としては経験も実績もありませんが、しっかりと結果を残せるよう、一日一日を全力でこれからも練習に励みます！

https://deucaokobe.jp/8871/